「日本語表現法2011」 235608


浜名湖

1:30 :

2011/07/20 (Wed) 20:54:40

 浜松市は浜名湖という日本で10番目に面積が広い湖を持つ都市である。さらに、湖の周囲全長に関して言えば、日本で3番目の長さを誇る。この大きな面積を利用して観光業や魚介類の養殖が行われている。魚介類の養殖ではウナギ、カキ、スッポン、ノリの養殖が盛んである。中でも、ウナギの養殖は特に盛んであり、全国ウナギ生産の8.6%(*)を占めており、年間生産量は、1880トン(*)に及ぶ。
 また、このウナギを利用した、ウナギパイは
 浜松市の特産品の一つとなっている。しかし
 1980年以降から、養殖業者、漁獲量ともに減少傾向にあり現在の漁量は全盛期の三分の一の状況(*)であることも事実である。(*データは農水省発表の『'04養殖業生産統計[概数]』)
 浜名湖の誕生の歴史は、一万年前にもさかのぼる。また、浜名湖の誕生の過程についての説は、いくつか存在しているが、そのなかで、遠鉄観光開発株式会社によるウェブページの「浜名湖旅ネット」では「1万年前の氷河期の終わり頃、小さな内浦であった浜名湖は、地球の温暖化により、海面が5メートルあまり上昇し、現在の浜名湖の原型となった。そして、長い年月を経て海水と川の水が混じり合う汽水湖が生まれ、次第に淡水へと変化していった。やがて、1498年の大地震と大津波によって、それまで地続きだった砂州が決壊した。そして浜名湖と太平洋はつながり、再び淡水湖から現在の、海水と淡水が混ざり合う汽水湖となったのである」と記載されている。この他にも浜名湖に関するいくつかの歴史や伝説が語られている。
2:あかお :

2011/07/20 (Wed) 20:56:10

3~5行目は原文では「改行なし」です。
3:11066 :

2011/07/26 (Tue) 21:11:16

>浜松市は浜名湖という日本で10番目に面積が広い湖を持つ都市である。
文章のトピックセンテンスを書く部分に事実を書いてしまっているので
主張・事実・根拠という文章の構造が成立していません。

書き直すとしたら、文章の冒頭に「浜松市は○○という特徴がある浜名湖をもつ都市である。」のように書いて、○○の部分には論証責任が生じる内容
を選べばよいと思います。
4:11049 :

2011/07/27 (Wed) 17:00:58

>しかし1980年以降から、~

しかしという接続詞の後は段落を分けるべきである。
5:あかお :

2011/07/29 (Fri) 18:16:18

「養殖業者、漁獲量ともに減少傾向にあり」
それが事実だとして,読者はその理由を知りたがるだろう。
6:10021 :

2011/07/31 (Sun) 12:47:29

> 浜名湖の誕生の歴史は、一万年前にもさかのぼる。また、浜名湖の誕生の過程についての説は、いくつか存在しているが、そのなかで、遠鉄観光開発株式会社によるウェブページの「浜名湖旅ネット」では「1万年前の氷河期の終わり頃、小さな内浦であった浜名湖は、地球の温暖化により、海面が5メートルあまり上昇し、現在の浜名湖の原型となった。そして、長い年月を経て海水と川の水が混じり合う汽水湖が生まれ、次第に淡水へと変化していった。やがて、1498年の大地震と大津波によって、それまで地続きだった砂州が決壊した。そして浜名湖と太平洋はつながり、再び淡水湖から現在の、海水と淡水が混ざり合う汽水湖となったのである」と記載されている。

ここで「また」という接続詞を用いる必要性はない。
引用文が長い一文の中に入り込んでしまって見づらくなっている。

◯ 浜名湖誕生の歴史は、一万年前にもさかのぼる。そこからの浜名湖の誕生の過程についての説は複数存在している。その中で、遠鉄観光開発株式会社によるウェブページの「浜名湖旅ネット」には「1万年前の氷河期の終わり頃、小さな内浦であった浜名湖は、地球の温暖化により、海面が5メートルあまり上昇し、現在の浜名湖の原型となった。そして、長い年月を経て海水と川の水が混じり合う汽水湖が生まれ、次第に淡水へと変化していった。やがて、1498年の大地震と大津波によって、それまで地続きだった砂州が決壊した。そして浜名湖と太平洋はつながり、再び淡水湖から現在の、海水と淡水が混ざり合う汽水湖となったのである」と記載されている。
7:10061 :

2011/08/05 (Fri) 14:08:02

>さらに、湖の周囲全長に関して言えば、日本で3番目の長さを誇る。

この1文で句点が多いと思われる。

〇さらに、湖の周囲全長に関して言えば日本で3番目の長さを誇る。
8:10061 :

2011/08/05 (Fri) 14:11:16

↑「句点」ではなく「読点」でした。

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